イギリスの休日・祝日カレンダー

イギリスの祝日はなんと8日、日本（15日）の半分しかありません。

こーじ

でも可哀そうなんて思う必要はないんです、彼らは年に2回、2週間ずつドッカンと休暇を取ってリゾート地へ行きます。

そういえばあなたの同僚にイギリス人いたよね？

奥さん

こーじ

そうそう、後ろのデスクにいるね。イギリス人の休みの取り方を見習って、うちも今年はガッツリ休み取って海外行こうかな！

イギリスは4つの国（イングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランド）の連合国であることから、祝日によっては特定の国だけである、ということもあることに注意しましょう。

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2018年版：イギリスの祝日カレンダー

こーじ

バンクホリディ？Bank？銀行の休み？

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ところでバンクホリディって何？

その名の通り、銀行が休みであるという意味で、1871年にイングランド銀行の休業日を制定した「Bank Holidays Act」に由来します。

もともとイギリスの銀行員は休むヒマもないほど忙しく働いていました。

なかなか休みがとれない銀行員のためにバンクホリティが制定されました。

ちなみにこの日は銀行や一般企業のほとんどが休みを取りますが、交通機関や商業施設は通常営業しています。

01/01 ニューイヤーズデイ

新年。アメリカ同様、イギリスでもイングランド、ウェールズ、北アイルランドは翌日2日が新年初出勤日となるため、元旦は自宅近辺でのんびり過ごす、もしくはニューイヤーズイベントから帰宅する日となる。

01/02 ニューイヤーズバンクホリデイ（スコットランド限定）

スコットランドでは2日も振替日として休日へ。

03/17 聖パトリックの日（北アイルランド限定）

アイルランドにキリスト教を広めた守護聖人、聖パトリックの命日。

北アイルランド限定の祝日で、何世紀も前から存在したものの正式に休日として登録されたのは1903年の出来事。

03/30 聖金曜日

イースター（復活祭）前の金曜日

04/01 復活後月曜日

復活祭、イースターサンデーの翌日

05/07 五月祭

春の訪れを祝う祝日

05/28 五月祭終わり

5月最後の月曜日が祝日。イギリスは最初と最後に祝日を置いています。

07/12 ボイン川の戦い記念日（北アイルランド限定）

オレンジマンの日とも言い、これによりアイルランドにおいてプロテスタントの影響力が確立されました。

ウィリアマイト戦争（1689-91年)のボイン川の戦いを記念する祝日。

08/27 夏の一般公休日

夏の終わりを表す休日。

11/30 聖アンドリューの日（スコットランド限定）

スコットランドにキリスト教を広めた守護聖人、聖アンドリューが処刑された悲しい日。

12/25 クリスマス

日本でもお馴染みのクリスマス。

ちなみに日本では恋人や家族に対して少し高価なもの（アクセサリーや財布、時計など）をプレゼントするのが普通ですが、私の友人のイングランド人は歯ブラシなど手ごろな価格のものをプレゼントしたそうです。

曰く、「いつも身に着けて（使って）欲しいから」だそうで、特にこれといったイベントがないときでもサラッとプレゼントができるイングランド人は違うな、と思いました。

12/26 ボクシング・デー

スポーツのボクシングでなく、ボックス（Box）を送る日。

過去、家の主人が使用人への労いを込めてプレゼントをした週間に由来します。