タイの祝日・休日カレンダー

タイといえば、世界遺産にも認定されているアユタヤ遺跡。

首都のバンコクは日本顔負けな最先端ファッションが並ぶ先進的なビルも多く、平均年齢36.9歳（WHO調べ。日本は世界1位の45.9歳）の若い労働世代が現地を盛り上げています。

そんなタイの祝日は21日（内振替休日5日も！）となっています。

こーじ

実は大洪水のときにバンコクに行きました、大変そうだったけどみんな笑顔だったなあ

よくそんなタイミングで行ったね～

奥さん

こーじ

なんだかキャンセルするものもったいなくてね（笑）

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2018年版：タイの祝日

タイでの祝日の考え方

王室愛と仏教への信仰心

タイ人にとって王室、特に国王は尊敬される存在で、祝日も王国一族、国王、王妃に関わるものが多い。

2016年にはそれまで70年もの間、国王の座にいたラーマ9世（プミポン国王）が崩御、ラーマ10世には長男のワチラロンコン国王が新国王の座に。

またタイの人は、敬虔な仏教徒でもある。

男性は一生に一度は、出家をして修行を積む習慣がある。タイ旅行の経験がある人なら、黄色い袈裟で托鉢をする僧侶を見かけたことがあることであろう。

一方、出家ができない女性は、僧侶に食べ物や袈裟などを与え、布施する。日常生活、社会生活の中に仏教が深く溶け込んでいる。

祝日の意味・由来

元旦

新年。日本同様、大晦日からの連休となるため、お正月ムードに。

万仏節

釈迦の入滅（亡くなる）の3ヵ月前に説法をした時に、偶然に多くの弟子が集まった奇跡を祝う日。

※禁酒日（飲酒、酒類の販売が禁止）

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チャクリー朝記念日

1782年に、現王朝であるチャクリー王朝をラーマ1世が興したことを記念する。

建国記念日のような側面も持ち合わせており、国王ラーマ1世への尊敬も、祝日の意味に含まれる。

またこの日は、バンコクを首都と定めたことを記念する祝日でもある。

ソンクラーン

言わずと知れた、世界最大の水かけ祭り。

ソンクラーン休暇を取って、お祭りを楽しむのが地元流。

この間に旅行にいくのはじっくり検討されたい。

労働者の日

タイの労働者を称える日。世界各地で行われている労働者が団結を示す行事。

仏誕祭

ブッダの誕生、悟り、入滅を記念する日。

※禁酒日（飲酒、酒類の販売が禁止）

三宝祭

釈迦が最初の説法（初転法輪と呼ばれる）を行った日。三宝とは、「仏」「法」「僧」のこと。

※禁酒日（飲酒、酒類の販売が禁止）

ワチラロンコン新国王誕生日

プミポン前国王の崩御に伴い、長男であるワチラロンコン新国王が即位。

シリキット王妃（前国王の王妃）誕生日

プミポン前国王妃、シリキット王妃を国の母に見立て、母の日とされている。

なお国民は日ごろの感謝の意味を込めて、純白のジャスミンの花を母に贈る習慣がある。

プミポン前国王の逝去日

2016年にラーマ9世が崩御。

その功績の偉大さを称え祝日に指定。

チュラロンコーン大王祭

チュラロンコーン大王（1853-1910）は、第5代国王でラーマ5世で。前国王であるプミポン国王と並んで、タイ国民に絶大な人気を誇る。

チュラロンコーン大王は、チャクリー改革と呼ばれる政治改革を行い、奴隷制度の廃止や学校制度の創設、地方で勢力を持っていた王制度を廃止を実施した。

タイ近代化の父として敬愛されており、その功績の偉大さから、タイの最高学府はチュラロンコーン大学と命名されている。

10月23日はそのチュラロンコーン大王の命日に当たる。

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プミポン前国王誕生日

前国王ラーマ9世（プミポン国王）の誕生日。

米国生まれでスイスに留学していたことがあり、若くして国王となり、精力的に地方視察したり、経済発展させるための王室プロジェクトなどで多くの国民の尊敬を集めた。

誕生日には、国王の肖像画が飾られ、黄色い（国王の色）シャツを着用して国民がその功績を祝う。

憲法記念日

1932年12月5日にタイ王国で初めての憲法が発布されたことを記念する日。

憲法制定によりタイ王国は絶対君主制から転換し、立憲君主制となった。

このセンセーショナルな出来事をタイでは、民主革命、立憲革命などと表現している。

大晦日

バンコク市内や観光地ではカウントダウンイベントが開催、大勢の観光客で賑わう。